特別プログラム
東日本大震災が描く廃棄物処理・資源化の未来予想図
【一般公開・無料】
東日本大震災で発生した膨大な災害廃棄物処理では、初期対応、処理指針と処理計画の立案、現場対応等、様々な混乱と課題が直面しました。一方、対応の仕方によっては順調に処理が進む場合もあります。また、平常における廃棄物対応事例が今回の災害廃棄物処理に大きな役割を果たした面も明らかになりつつあります。
今回の企画シンポジウムでは、尾池和夫氏に今後想定されている地震から派生する災害のリスクについて基調講演をいただきます。また、後半では、阪神・淡路大震災での経験が東日本大震災で各被災自治体にどのように反映されたのか、今後起こり得る災害に対して具体的にどのような準備をしているのか、我々がなすべき事前対応のあるべき姿はどのようにあるべきかを討論し、さらに災害時だけでなく、平常時においても廃棄物処理・資源化に取組むに当たって重要な視点を明らかにし、未来予想図を描きます。
【日時・会場】
- 10月23日(火) 14:45-17:45
- 仙台国際センター 大ホール
【基調講演】 14:45-15:45
「東日本の巨大地震に学ぶこと」
- 財団法人国際高等研究所 所長 尾池 和夫 氏(元 京都大学総長)
【パネルディスカッション】 15:55-17:45
【コーディネーター】
- NHK解説委員 松本 浩司 氏
【パネラー】
- 宮古市副市長
- 仙台市副市長
- 静岡市副市長
- 国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター長 大迫 政浩
- 東北大学大学院環境科学研究科 教授 吉岡 敏明 氏